皆さんこんにちは!もう少しで世間的には夏休みがやってきますね。外に出かける機会も増えてくるかと思います。気になるのが、日焼け、紫外線対策。最近の日本は暑い時期も増えてきて、より一層気をつけなければならないポイントです。今回は、そんな、日焼けについての内容です。
日焼け対策をしっかりした方が良い季節は?

まずは、日焼けに気を付けた方が良い時期について。
皆さん想像がつくかと思いますが、紫外線が強くなる春から夏にかけてが一番注意ですが、その詳細を見ていきましょう。
・春(4月から5月)
この時期は紫外線量が増加し始めます。まだ涼しい日が多いので日焼けに対する意識が低くなりがちですが、紫外線は既に強くなっています。
・夏(6月から8月)
まさに今が、紫外線量が最も多い時期です。特に夏休みシーズンの7月から8月にかけては紫外線が非常に強くなるため、日焼け止めをしっかり塗ることや、帽子やサングラス、日傘などで対策をすることが重要です。
・秋(9月から10月)
夏ほどではありませんが、まだ紫外線が強い日が続きます。暑さが和らいで日焼け対策を怠りがちになるので注意が必要です。
また、特に注意が必要な時間帯は、1日の中で紫外線が最も強い午前10時から午後4時まで。この時間帯はできるだけ直射日光を避け、外出する際には十分な日焼け対策を行うことが大切です。
そして、天候に関係なく曇りの日でも紫外線は地表に到達しますので、曇りの日でも日焼け止めを使用することがオススメです。
なぜ日焼けっていけないの?
日焼け対策。レジャー時など、焼けて痛い思いをしたことのある方などからすると、それを防ぐため、という感覚もあるかもしれませんが、実は最近美容界隈では、家の中にいるときも日焼け止めを塗るべき、といった風潮もあり、特に顔にはスキンケアの一環として日焼け止め効果のあるアイテムを使う方も多くいます。
そこまでして紫外線対策をする理由、なぜ日焼けはいけないのか、正確にご存じですか?
日焼けがよくない理由はいくつかあるんです。
- 皮膚の損傷紫外線(UV)は皮膚に直接ダメージを与え、日焼けによって皮膚が赤くなり、炎症を引き起こします。これは皮膚細胞が損傷を受けているサインです。一般的に日焼けをしてしまって赤く、黒くなる時はこの状態ですね。
- 皮膚がんのリスク増加
実は、あまりにも焼けすぎるのは皮膚がんのリスクを高めることにもつながります。長時間紫外線を浴びると、特に悪性黒色腫(メラノーマ)や基底細胞がん、扁平上皮がんなどのリスクが増加します。 - 早期老化
紫外線は皮膚のコラーゲンとエラスチンを破壊し、しわやたるみ、色素沈着(シミ)を引き起こします。これにより、皮膚が早く老化します。美容界隈で日焼け止めを塗りましょうと言っているのはこの部分の対策ですね。 - 免疫抑制
過度の日焼けは免疫システムを抑制し、感染症に対する抵抗力を低下させることがあります。過度の場合なので、そこまで気にしすぎる必要はありませんが、身体にとって悪い影響を与えることは確かです。 - 眼のダメージ
紫外線は目にも悪影響を及ぼし、白内障や眼瞼炎、さらには黄斑変性症などのリスクを高めます。目からの紫外線も悪影響を及ぼすので、本当はサングラスも日常使いしたいところです。
身体にとって日焼けがよくないことは理解いただけたかと思いますが、続いては日焼けを防ぐ方法です。
日焼けを防ぐには?

- 日焼け止めを使用する
SPF(Sun Protection Factor)とPA(Protection Grade of UVA)値の高い日焼け止めを選び、外出の20〜30分前に塗ります。汗や水で落ちやすいので、2〜3時間ごとに塗り直すことが大切です。
- 適切な衣服を着る
長袖のシャツやパンツ、広いつばの帽子を着用し、肌を覆うようにします。暑い時期はなかなか難しいかもしれませんが、筆者はユニクロのエアリズム素材のUVパーカーとアームカバーを愛用中。涼しくてオススメです。移動中にサッと羽織れるので、身体に日焼け止めを塗るのが億劫な時に重宝しています。
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- サングラスをかける
目を紫外線から保護するため、UVカット機能のあるサングラスを着用するのがオススメ。これは先ほどの説目にもあったように白内障やその他の目の疾患を防ぐのにも役立ちます。 - 日傘や帽子を使用する
直射日光を避けるために、日傘や広いつばの帽子を使用します。これにより、顔や首、肩の部分の日焼けを防ぎます。最近では、メンズ用の日傘も増えてきて、暑い日本ではマストアイテムになりつつあるかも。 - 窓ガラスの対策
これは応用編にもなりますが、自動車や家の窓ガラスにもUVカットフィルムを貼ると、屋内や車内でも紫外線対策ができます。日ごろ車生活をされている方は特に怖いのが、運転中の日差し。無理なく日焼けを防ぎましょう。
日焼けをしてしまったときは?

どんなに気を付けていても、日焼けをしてしまうことってありますよね。そんなときの対処法を紹介します。
- 冷やす
日焼けした部位を冷やすことで炎症を抑えることができます。冷たいシャワーを浴びたり、冷たい湿布を当てたりすると効果的です。身体が熱を持っている状態なので、冷やしたタオルを日焼けした部分に当てることも有効です。 - 水分補給
日焼けによって体内の水分が失われるため、水をたくさん飲んで水分補給を心掛けます。皮膚のケアばかりしがちですが、体内からも潤すことが重要です。 - 保湿
そして、とにかく保湿。日焼けした肌は乾燥しやすいため、アロエベラジェルや保湿クリームを塗って保湿します。アロエベラは鎮静作用があり、炎症を和らげる効果があります。アロエベラがない場合は、なるべく刺激を避けるため、香料やアルコールが含まれていない保湿ローションを使用してください。 - 休息
意外と意識していないのが、身体を休めること。日焼けした肌をさらに刺激しないように、数日間は直射日光を避け、屋内で休息してくださいね。 - 緩やかな衣服を着る
皮膚への摩擦を避けるため、ゆったりとした綿素材の衣服を着てくださいね。刺激を与えるとさらに炎症が悪化する可能性があります。
皮膚が剥けた場合
皮膚が剥け始めた場合は、無理に剥がさず自然に任せます。剥けた部分に保湿クリームを塗り、皮膚を保護します。(剥がしたくなりますが、とても大事なことです)
以上が、日焼け対策をするべき理由でした。意外と知らない項目があった方もいますでしょうか?できることから、日常の日焼け対策を増やしていきましょう◎