印象を変える、目周りケアの新常識

第一印象を決めるのは「目元」。けれど、乾燥やクマ、むくみなど、年齢とともに悩みが増えるのもこのパーツ。実は、ちょっとしたケアの差で“目力”も“若々しさ”も見違えるんです。今回は、「目周りケア」を通して印象をアップデートする方法を紐解いていきます♪

目元の印象で“美人度”が変わる。今日から始める目周りケアの新習慣

目の酷使が増えた今、目元は顔の中で最も疲れやすく、老け見えしやすい場所。でも大丈夫。毎日のケアを少し見直すだけで、“若々しいまなざし”は取り戻せます。

今回は、プロも実践する【目周りケアの新習慣】をステップ別にご紹介します。

●STEP 1:目元の「乾燥」を防ぐ、摩擦レス保湿ケア

目元の肌は、頬の約3分の1の薄さ。つまり、刺激に弱く、乾燥しやすいのが特徴です。洗顔やクレンジングで無意識にこすっていませんか?まずは、“触れ方”から見直しましょう。

洗顔後、化粧水を顔全体になじませたら、アイクリームを薬指でポンポンと点置き。目頭からこめかみに向かって、すべらせるように優しくなじませます。このとき、強く押したり引っ張ったりしないのがポイント。摩擦はシワや色素沈着の原因になるため厳禁です。

朝は軽めのアイクリームを、夜はこっくりタイプで集中保湿を。特にエアコン下で過ごす人や、乾燥が気になる季節には“朝のひと塗り”が印象を大きく左右します。夜の仕上げに、アイクリームの上から少量のワセリンを重ねれば、水分の蒸発をブロックし、翌朝の目元がしっとり。

●STEP 2:血行促進で“くすみ・むくみ”をリセットする温冷ケア

目の下のクマやくすみは、血行不良によるサイン。パソコン作業やスマホ時間が長い人ほど、目元がどんよりしがちです。そんなときは、「温める」「冷やす」を上手に使い分けましょう。

夜は、蒸しタオルでの温感ケアを。40℃前後の温かいタオルを目元に1分ほどのせるだけで、血流がアップし、疲れがスーッと軽くなります。反対に、朝のむくみには冷感ケア。冷蔵庫で冷やしたスプーンやアイマスクを目元に数秒当てるだけで、腫れが引き、スッキリとした印象に。

さらにおすすめはホットアイマスク。使い捨てタイプなら、寝る前の5分でリラックス&疲れ目解消。繰り返し使える温熱タイプなら、日々のルーティンにも取り入れやすいですよね。

ラベンダーやカモミールなどの香り付きアイマスクを選べば、睡眠の質もアップします。

●STEP 3:最新アイケアアイテムで“ハリと明るさ”をプラス

目元ケアのトレンドは、“攻めの美容成分”。近年は、アイクリームだけでなく、軽いテクスチャーの「目元美容液」も注目を集めています。

特におすすめなのが、レチノール・ペプチド・ビタミンC誘導体配合のタイプ。レチノールはコラーゲン生成をサポートし、ちりめんジワにアプローチ。ペプチドはハリ感を高め、ビタミンC誘導体はくすみをケアして透明感を与えます。

ただし、レチノールは刺激を感じることもあるため、最初は週2〜3回からスタート。乾燥しやすい人は、使用後に保湿クリームでフタをすると安心です。

また、週に1〜2回は「アイパック」で集中ケアを。貼って10分待つだけで、美容成分をぐんぐん浸透させ、翌朝のメイクノリが格段にアップ。朝は冷やして、夜は温めて使うのもおすすめです。

●STEP 4:生活習慣で“内側から”美しい目元を育てる

スキンケアを頑張っても、睡眠不足や栄養バランスの乱れがあると、目元の疲れは抜けません。目元の印象を左右するのは、実は「血流」と「休息」です。

まず意識したいのは睡眠の質。寝る直前までスマホを見ていると、ブルーライトが脳を刺激し、眠りの質を下げます。就寝の1時間前にはスマホをオフにし、照明を落として“眠る準備”を整えましょう。

また、目の周りには多くのツボがあります。疲れたときは、眉頭の「攅竹(さんちく)」、こめかみの「太陽(たいよう)」を軽く押すだけで血流が改善。デスクワークの合間に行えば、目の疲れがスッと和らぎます。

食生活では、ビタミンE(アーモンド、かぼちゃ)や鉄分(レバー、ひじき)、ビタミンC(キウイ、ブロッコリー)を積極的に摂り入れましょう。これらは血行促進や抗酸化に優れ、クマやくすみの改善に効果的です。“外側からのケア+内側からの栄養”で、目元美人を目指しましょう。

●STEP 5:毎日のメイク落としも“目元ケア”の一部

見落とされがちなのが、メイクオフ時のケア。ウォータープルーフマスカラやアイラインを落とすとき、ゴシゴシこすっていませんか?その摩擦こそが、色素沈着やたるみの原因に。

リムーバーをコットンにたっぷり含ませ、10秒ほど目元に密着させてから、スッと滑らせるように拭き取ります。落ちにくいメイクは、こすらず“浮かせて取る”のが鉄則です。

クレンジング後はタオルで強く拭かず、押さえるように水分を取る。その後すぐに保湿をして、乾燥を防ぎましょう。一つひとつの動作を丁寧に行うだけで、未来の目元は大きく変わります。

●STEP 6:美しいまなざしをつくる“日中の守りケア”

紫外線や乾燥は、日中も目元にダメージを与えます。UVケアは顔全体に塗るだけでなく、目の際までしっかりと。敏感な部分には、目元専用の日焼け止めやUVカット機能付きのアイクリームを活用しましょう。

また、デスクワーク中はまばたきの回数が減り、乾燥や目の疲れにつながります。1時間に1回、遠くを見る「アイリフレッシュタイム」を設けて。人工涙液や保湿ミストを使うのも◎。

日中のちょっとした意識が、夜のケアをより効果的にしてくれます。

目元ケアのコツは、特別なことをするよりも「やさしさを続けること」。

摩擦を避け、保湿を怠らず、疲れたときは温める——そんな小さな積み重ねが、1ヶ月後、半年後の印象を確実に変えます。

今日からできる新習慣で、“年齢を感じさせないまなざし”を手に入れましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!